取り組み・実績
〜お客様と共にやってきたこと〜
2025.03.25
性格診断テストって本当に意味あるの?——そう思っている方にこそ試してほしい、職場の“相互理解”を深める研修をご紹介します。自己理解・他者理解が求められる時代、MBTI(16パーソナリティーズ)を活用した社内ゲームで、チームワークが驚くほど変わる体験をしてみませんか? 今回ご紹介するのは、無料・手軽・盛り上がるの三拍子が揃った「あなたのタイプ当てましょう」ゲーム。性格診断をただのネタで終わらせず、チームの空気を変えるきっかけにする方法とは? 採用・育成・定着に関わる全ての方に、ぜひ読んでいただきたい内容です!
ストレングスファインダーの資質1位は未来志向、16パーソナリティーズは指揮官、MBTIはENTJ、ソーシャルタイプはドライビング、人材タイプはイノベーター、動物占いはチーター、小学校卒業文集「宇宙人と友達になれそうな人」1位、通信簿にいつも書かれていた「やればできる」は誉め言葉だと思っていた、人材業界歴18年の私です。
様々な形の性格診断テストが広まり、今では自己紹介や就職活動時にMBTIを発表することも増えているそうです。ロケスタのブログでも性格診断テストのススメについて書いたことがありましたが、貴社でも活用(楽しんで)いらっしゃいますでしょうか?
性格診断テストの本質は相互理解。「自分と他者は違う」ということを理解し、その違いを認めて互いが暮らしやすいように、一緒に働きやすいように気遣っていくことだと私は考えています。
そんな相互理解をテーマとした社内研修を先日実施したところ、非常に盛り上がりましたので、今回はそちらをご紹介いたします。費用0円、新発見・再発見の連続で、皆が皆をもっと知りたくなる研修ですので、ぜひ一度お試しください!
<前提>
16パーソナリティーズを皆で受検します。あくまで無料の「性格診断テスト」であって、絶対に正しいわけでも自分という人間が「こうだ!」と定義されるわけでもありません。1つの解釈として楽しんでください。
※参照:16パーソナリティーズ: https://www.16personalities.com/ja
<手順>
1.全員で、せーの、で16パーソナリティーズを受検します。
10分程度、かつ、スマホで受検できますので気軽にワイワイ盛り上がりながら実施してください。
※すでにテスト済みの方も、あまり変わらないとはいえもう一度やってみるのも楽しいです。
2.3~4人1組になるようにチーム分けします。
この時、「同じプロジェクトのメンバー」「同じ部署のメンバー」「同じお店のメンバー」など、常日頃から一緒にいる人同士でチームになると、より気付きが大きくなります。
3.チームに分かれたら、自分以外のチームメンバーがどのタイプかを推理します。
※外部との関わり方って難しい表現ですが、「計画的(J)か、柔軟(P)か」「既存のルールを徹底する(J)か、臨機応変(P)か」「意思決定が早い(J)か、選択肢を残して最後まで検討する(P)か」などと言い換えて考えてみてください。
「Aさんは結構外向的で(E)、状況を感覚的(S)にとらえるのが上手。そして何かを決めるときはしっかり考えて(T)、計画的にものごとを進める(J)ことが多い」みたいな感じですね。そして推理したら、サイトを見ながら「ESTJなのでAさんは幹部だ!」といったように、チーム全員のタイプを予想しましょう。
4.相手のタイプ予想を発表
全員分予想したらチーム内で発表し合います。その際に、なぜそう思ったのかを必ず相手に伝えるのがポイントです。大切なのは予想が合っているかどうかではなく、なぜそう思ったのか、そしてむしろ予想が外れた方が得るものが大きいです。
「Aさんはいつも積極的に周りに声をかけてくれて、新人が入ったときもすぐに仲良くなっています。だから外向的(E)だと考えました。そしてその時々の状況を自分の言葉で感覚的に伝えるのが上手なので(S)、とは言え何かを決断する時はしっかりと考えてくれるので(T)を選びました。またいつも仕事を見ていると計画的に動いている印象があったので(J)と予想しました」のように発表してください。
5.ドキドキの正解発表
全員が全員の予想を発表したら、本人から正解を発表します。(ここかなり盛り上がります)。正解でも不正解でも問題なし!
〇正解の場合
→いつも一緒に働くメンバーについてよく理解しているということ。同時に、きっと自分とは違うタイプなので、「人と自分は違うけど、チームワーク高く働けている」という相互理解に繋がります。
〇不正解の場合
→いつも一緒に働いていて意思疎通もしっかりできている相手であっても、まだまだ知らない側面がある、ということが分かったということ。「外向型じゃなくて内向型?!」みたいな気付きがあることで、「内向型だけど仕事ではあんなに皆に気遣って積極的に声掛けしてくれてるんだな」なんてリスペクトも生まれます。
ちなみに…筆者は勤続11年。創業からロケスタにいて、当然働いてくれている全てのメンバーを知っていますが、3人予想して全問不正解…。
全要素が外れる、ということはありませんでしたが、1要素外れでの全問不正解でした。まだまだメンバーの知らない側面は沢山あって、明日からもっと対話していこう!もっと知ろう!という気持ちになりました。
MBTIをはじめとした性格診断テストは、「やって終わり」ではもったいない!
それをどう活用するかが大切です。
ほとんどの仕事は一人で進めることができず、チームで進めることが多いですよね?だからチームワークは仕事の生産性を決めるといっても過言ではありません。このチームワークを高めるには、「相手がどう考えていて、どう動くとやりやすいのか」という気遣いが重要ですが、自分にとって心地よいことが相手にとっても心地よいとは限らないのが難しい所。
そこを埋める第一歩は「相手を知ること」。つまり、「ひとと自分は違う」ということを知ることなのだと思います。今回ご紹介した、あなたのタイプをあてましょうゲームは、相手を良し悪しの点数ではなくタイプで予想するので、仕事の能力・経験の違いではない、価値観や考え方の違いについて楽しみながら実感することができます。ぜひ一度お試しくださいませ!
ロケスタでは求人広告を使った募集活動だけでなく、こうした相互理解の取り組みや、チームワークを高める面談実施方法など、「採用・育成・定着」について多角的にお客様をご支援しています。
ご興味がある方は、ぜひ一度無料のカウンセリングをお申込みくださいませ!