取り組み・実績
〜お客様と共にやってきたこと〜
2025.01.27
日本の労働市場では、長期的な「人手不足」が避けられない課題となっています。採用が難しい現状において、既存スタッフの活躍を促進することが重要です。本ブログでは、その具体策として「性格診断テスト」の活用を提案しています。 性格診断テストは、スタッフの特性を理解し、適材適所の配置や個別育成計画の作成に役立ちます。また、自己理解を深めることで離職防止やチームワーク向上にも寄与します。無料で試せるテストもあるため、気軽に始められるのが魅力です。 採用活動と並行し、スタッフの特性を活かした組織作りを進めるヒントをぜひご覧ください!
「人が足りない」
日本のほとんどの企業・店舗が抱える共通の悩みです。売り手市場などと表現されますが、企業や店舗にとって「採用が難しい」状態はいったいいつまで続くのでしょうか?
リクルートワークス研究所が2023年に発表した「未来予測2040」によると、2030年には341万人、2040年には1100万人の労働供給が不足すると予想されています。この1100万人という数字、想像しづらいほどに大きな数字ですが、近畿地方の就業者数が丸ごといなくなってしまう規模で「人が足りなく」なるということです。
※近畿地方の就業者数は2022年7~9月期平均で1104万人
出展元:リクルートワークス研究所「未来予測2040」
https://www.works-i.com/research/report/item/forecast2040.pdf
つまり、これから先、ずっと「人が足りない」状態が続き、むしろ未来になるほどに足りない人数は増えていくだろう、ということ。
当然、事業を継続していくためには、それでもスタッフを何とか採用することが必要ですが、今回はもう1つの手段である「今、働いてくれているスタッフに、もっと活躍してもらうには」をテーマに情報をお届けいたします。
採用活動において入社時試験の一環で適性検査を実施されているケースは多いと思います。ですが、入社後の既存スタッフへの適性検査を実施された事はありますでしょうか?
当社ではお客様の採用目標を達成するために、6ヵ月・12カ月の伴走サポートプランをご用意しておりますが、そのメニュー内容で既存スタッフ様への性格診断テストを実施しています。
既存スタッフを対象としたものですので、「何ができるか」を判断する能力診断ではなく、「どんな価値観か、どんなモチベーションか」などを診る性格診断に重きを置いたテストとなりますが、これ、非常にお勧めです!
<↑筆者の診断結果> 性格診断なので〇×ではなく、あくまで個性が明文化されます
\お勧めの理由は沢山ありますが、代表例として3つをご紹介します!/
① 個人の生産性を高めることができる
☑ 適材適所の人員配置
スタッフの性格や特性にあった業務を割り当てることで、個人の能力を最大限に発揮することができます
☑ 潜在能力の発見
履歴書や日常業務だけでは見えないスタッフの潜在的な能力や適性を発見し、新しい役割や責任を与えることができます
☑ 効果的な育成計画
個々のスタッフの特性に合わせた育成計画を立てることで、より効率的なスキルアップを促すことができます。
【まとめ】
採用が難しいので、既存スタッフにもっと活躍してもらいたい!
そのためのヒントを沢山得ることができます。
② アンハッピーな離職を防ぐことができる
☑ 自己理解の促進
スタッフが自身の特性や強みを理解することで、仕事に対する満足度とモチベーションの向上に繋がります。
☑ 適切な配属と業務依頼
スタッフの特性と業務内容のマッチングを最適化することで、ストレスを軽減して長期的な定着を促進します。
☑ コミュニケーションの改善
性格診断テストの結果をもとにしたコミュニケーションを行うことで、上司と部下、同僚同士でのコミュニケーションが改善され、信頼関係を深めることができます。
【まとめ】
採用が難しいので、 ギャップをもとにしたアンハッピーな離職を減らしたい!
そのためのヒントを沢山得ることができます。
③ 組織・チームワークを伸ばすことができる
☑ チームバランスの最適化
多様な特性を持つメンバーをバランスよく配置することで、チームの創造性を高め効率を向上することができます。
☑ 相互理解の促進
スタッフ同士がお互いの特性を理解することで、より円滑なコミュニケーションと協力体制を作ることができます。
☑ リーダーシップの発掘
性格診断テストを通じて、潜在的なリーダーシップ資質を持つスタッフを特定し、早くから適切な育成を行うことができます。
【まとめ】
採用が難しいので、「1+1=2」ではなく3にも4にもなるチーム作りを目指したい!
そのためのヒントを沢山得ることができます。
<↑筆者の診断> ストレスに対する項目以外に、意思決定、マネジメント、など様々な特性を見ることができる。
性格診断テストの目的は、単に数値を「高い、低い」と見ることが目的ではなく、スタッフとの対話や育成計画に積極的に活用し、「相手にとって分かりやすい、気持ちが良い、やる気がでる」コミュニケーションを取ることにあります。
そのスタートとなるのは「自分と他人は違う」ということを、認めることなのではないでしょうか。
近年は楽しみながら無料で受検できる性格診断テストも増えておりますので、社内研修の1つのコンテンツなどでぜひ実施してみてください。
※当社でも皆で一斉に性格診断テストを実施し、その後にグループに分かれて「相手の特性を予想する」という研修を行いましたが、大いに盛り上がりました!知っているようで知らない仲間のことを、「もっと知りたい」と思うきっかけになるはずです。
※無料でできる性格診断テストの例
【16Personalities】 https://www.16personalities.com/ja
<↑筆者の16Personalitiesの結果>自分でも意外な特性に気付けてモチベアップに繋がります。
当社の6ヵ月・12カ月採用伴走プランでは、性格診断テストを通して、
・貴社で活躍しているスタッフの特性(活躍モデルの可視化)
・マッチ度の高い先輩・後輩の可視化(育成担当の最適化)
・組織全体の傾向分析(ソーシャルタイプ、人材タイプの可視化)
などを行っています。
性格診断の実施後は、専門スタッフが丁寧な振り返りを行いますので、興味がございましたらぜひお問合せくださいませ!性格診断テストの受検+振り返り、だけのプランもございます。