ビルメンメンテナンスで利用者様の安全を支える企業様からのご依頼です。ビルメンテナンスに伴うお客様対応や立ち合いを行うスタッフの募集で、今回初めて募集するポジションでした。
お客様とのやり取りが主な業務でありながら、営業職のように契約を取るわけではない仕事内容。具体的にどんな職種として定義すれば良いのか不明確なこと、どの職種で、どんな仕事内容で原稿をまとめるべきかが分からないことがお客様の課題でした。
まずは仕事内容をまとめるために丁寧にヒアリングを行いました。内容を紐解いていくと、特に中心となるのは報告書や資料の作成であることが分かりました。立ち合いに時にはお客様へ決まった案内はあるものの営業色はなく、点検項目に沿って報告書にまとめていくお仕事です。
【今回の主な業務内容】
・定期的な点検業務の手配・立会
・現場工事等の手配・立会
・点検や修繕工事の報告書及び、資料作成
次に着手したのは採用市場分析で求職者層の事前調査です。Indeedの「採用市場レポート」という採用市場データの分析機能で該当しそうな職種を調べ、それぞれのターゲット数を比較します。
「営業」や「現場管理」として括ると求職者数が限られてしまい応募獲得が難しいことが判明しました。「資料作成」という職種がより多くの求職者に検索されており、業務内容も報告書の作成がメインになることから、仕事内容とも一致しており最適だと判断し、「資料作成」での原稿提案をしました。
【採用市場データ(茨城県24年7月)】
※1求人辺り求職者数
・現場管理者…5.8人
・営業…5.9人
・資料作成…35人
そのほかにIndeedで気を付けるべきポイントはこちら▼
私たちプロはココを見る!Indeed PLUSで応募を得るために、絶対に注意したいポイント
4週間/7万5000円/応募5件/採用1名
クリック率14%(全国平均4%)と、全国平均とくらべて大きく上回る数字でクリックされており、たくさんの求職者に見てもらうことに成功しました。そこからの応募率も1%(全国平均0.5%)と平均を上回り、ターゲットとのズレも少なく届けられたことが応募数の獲得に繋がっています。
今回採用できた方は、現在別のポジションでご活躍されておりますが、面接時のお話では「仮に営業で出ていたら応募しなかった」というお声もいただいております。
応募・採用はもちろんですが、なにより今後の求人の出し方が明確になったことについても満足いただいております。
世の中にある多種多様な仕事の中には分類が難しいものも存在します。さらには同じ仕事でも、複数の職種の要素を合わせもつ場合もあります。職種カテゴリによって求職者の数もニーズも大きく異なるので、職種の設定が採用の成否に直結します。
そのため、採用市場データを活用し、ターゲットに対してどの職種が適切か、アプローチ先を明確にする事が非常に重要です。
採用にお困りの際は、ぜひロケスタにご相談ください。採用市場データを元に効果的な採用をご提案いたします。