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【教育機関取材】kintone活用/次世代を担うデジタルビジネスデザイナーを育てる

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【教育機関取材】kintone活用/次世代を担うデジタルビジネスデザイナーを育てる

学校法人 YSE学園 様 <kintone導入支援プロジェクト>

2024.07.02

サイボウズ社の教育機関向け【kintone導入支援プロジェクト】に、弊社DX伴走チームが参加いたしました。プロジェクトはノーコード・ローコードであるkintoneも使って、学生の考える力を鍛えるカリキュラムを作ること、私たちはその一部に関わり、先生方にお会いする機会をいただきました。 「働く人の未来をしあわせにする」をパーパスに掲げ、採用伴走支援とDX伴走支援を事業の柱とし、企業の課題に取り組む私たちロケスタ。「未来の働く人」を育てていらっしゃる先生方に親和性を感じ、ぜひお話をうかがいたいと思いました。 そこでkintoneの導入を推進されているサイボウズ唐松さんにもご協力いただき、学校法人 YSE学園 横浜システム工学院専門学校様に取材をいたしました。

◎学校紹介

学校法人 YSE学園 横浜システム工学院専門学校様は、神奈川県横浜市にあります。専門分野を大きく分けると、ITの専門性を身につける[工業専門課程]と、ITスキルやコミュニケーション、マーケティングのスキルを身につける[商業実務専門課程]があります。これまでもプログラマ・システムエンジニア、AI・データサイエンティスト、小売・ホテル・観光ビジネススタッフなどの人材を企業へ輩出し、キャリアデザイン授業に力を入れ就職にも強いのが特徴です。

主に3つの教育方針を掲げています。
それは 不易流行、活機応変、自律型教育
「本質的なものを忘れず、新しく変化を重ねているものをも取り入れて、人生において与えられた機を生かし、己を律することを教育方針とし、人としてこれからの人生をどう生き、選択をするのかを自分で考えられる教育を目指す」ことです。

先生方との日常の会話で何気ない対話や授業の取り組みから、個の強みを理解し、伸ばしていく教育をされております。また国際色豊かで、国籍を越えて留学生と繋がれるボーダーレスな環境も魅力です。



◎カリキュラム導入の想い

“生産技術者は改善を積み重ねます。
そのためには「課題発見力」がなければ積み重ね続けることはできません。”

と、取材に応じてくださった影山先生は語ります。以前は大手企業のエンジニアを37年勤めていらっしゃいました。実際に仕事で経験をされていた方の言葉は、重みがあり、貴重です。



“今回のカリキュラムの目的は課題発見力であり、kintoneは手段です”

私たちもそうですが、課題が見つけられなければ、システム構築の段階にはいきません。クライアントの話をうかがい、自らの課題提起と解決のためのシナリオを創造する力が必要なのです。
だからこそ、システム構築という作業にとらわれずにノーコードでできるkintoneが選択肢として挙がりました。今年度から開設されたデジタルビジネスデザイン科にkintoneが導入されたということも納得できます。(初回のkintoneの授業は、2024年11月を予定しております)

育成を目指す人材は、
デジタルビジネス・AIが急展開する社会に必要なビジネスデザイナー であり、
エンジニアや業務担当者との架け橋として協力・連携できるコーディネーター であり、
ビジネスになりきれていない状態を改善し、
企業にとって利益のある形に変えていくビジネスクリエイター
でもある。

そういった優秀な人材は、企業であれば喉から手が出るほど欲しいもの…。
デジタルビジネスデザイン科は、経産省が掲げる「社会人基礎力」を学ぶことから始まります。

“経産省が掲げる「社会人基礎力」、ビジネスリテラシー、
コミュニケーション技法、思考法、ITの基礎など、
1年生でこれらの基礎力を身につけ、2年生で実践的なビジネスモデルづくりに取り組みます”

もう1つの授業の醍醐味は、海外出身の留学生が集まる多様な文化や環境があることです。授業のグループワークと国際豊かな環境を生かして、「協働する力」も身につけていきます。
YSE様は、専門的人材を育てつつ、技術者と企業の間に立ち改善、改革を推進できる人材を育てます。
技術・専門人材の架け橋としてのデジタルビジネスデザイナーは、社会の推進者、改革者として
これから時代にはなくてはならない存在になっていることが、先生の言葉でより現実的になります。



◎先生から「未来の働く人」へメッセージ

“人生100年時代、ひとつの専門性だけではなく、スキルをアップデートし続け、
学ぶ姿勢を持ち続けることが大切です。また、私たちの学校は、多くの留学生が在籍しています。
様々な文化や考えの人と出会い、学び、体験できる場所だから、このボーダーレスという環境を
うまく活用して、自分の人生をよりよいものにしてもらいたいですね”

と影山先生。

先生のお話をうかがい、改めて世の中の企業様の採用やDXの伴走支援をさせて頂く立場から、より学ぶ視点や場の提供、ボーダーレスという観点も意識しながら貢献度の高い成果を、私たちもさらに挙げていかねばならないと実感しました。

YSEの先生方が育てられた「未来の働く人」と、私たちは共感ポイントがたくさんあります。
YSEの先生・卒業生・サイボウズ様・ロケットスタートの関わりの中で、
そんな素敵な人材を1人でも多く輩出できる取り組みをさらに目指せたらと思っております。


影山先生、貴重なお時間をありがとうございました。




■kintone伴走DX

私たちiTanto(アイタント)は、納品(納めたら終わり)という概念ではなく、導入後もお客様に伴走し個社に合わせたDX支援をおこなってまいります。支援を通じて社内浸透が広がり、DX人材が増えていく。DX支援を通してお客様の事業がさらに発展されることを目的として取り組んでいます。
kintone導入後の、さらなる強化・活用についてお困りの方は、お気軽にご相談ください!




<取材協力>

学校法人 YSE学園
横浜システム工学院専門学校
〒241-0826 神奈川県横浜市旭区東希望が丘128-4
https://www.yse.ac.jp/

<取材>

株式会社ロケットスタートホールディングス

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