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kintone(キントーン)の料金プランは?ライセンスやプランについて

公開日: 2024年01月25日 / 更新日: 2024年10月04日


コラムkintone

kintone(キントーン)の料金プランは?ライセンスやプランについて

社内に便利なシステムを入れたいと検討したときに、いくつか頭に浮かぶ中に「kintone(キントーン)」もあるのではないでしょうか?最近、CMなども放映され、ビジネスで利用している人以外でも、知っている!という方も増え、認知度も高まっているのではないでしょうか。弊社は業務で欠かせないツールとなっているため、馴染みもあり、私自身サイボウズのCMを見るたびに「おお!」と心のなかで(時に声に出してますが)反応しております!

ただ、いざ取り入れてみようかと思っても、「料金プランは?」「どんな料金体系・契約体系なの?」「ライセンスとは…?」とたくさん疑問も出てくるのではないかと思います。

ここでは、なるべく簡単に、わかりやすく、「kintone(キントーン)」についてご説明できればと思います。ご質問等ありましたら、お気軽にお問い合わせください!

kintone(キントーン)とは?サイボウズ社の業務アプリがつくれるツール

まず、そもそも「kintone(キントーン)」とはなにか、を簡単にご説明。CMから「簡単にシステムを作れる」「Excel(エクセル)から脱却…?」などイメージされることが多いかと思います。ではそれが一体どういったことなのか?具体的にどんなことができるのか、ご説明いたします。

もちろん、サービスサイトはとても詳しく、便利、そしてわかりやすいのでこちらもご確認していただきながら進めてみてくださいね。

▶Cybozu(サイボウズ)社
kintone(キントーン)サービスサイト

プログラミングの知識がなくても自分たちでシステムが作れる

kintoneは、ノーコード・ローコードでシステムを簡単に作成することができます。エンジニアでなくても、プログラミングの知識がなくても、社内で使いたいシステムを作れてしまいます!

一般的に「システム開発」であると、社内で要件をまとめ、開発してくれる会社を探し、要件を担当者に伝える。出来上がったシステムを社内で使う・・といった流れになるかと思いますが、kintoneを使うことで「まずはシステム(またはアプリ)を作ってみる」ということが可能。kintoneはWebブラウザ画面上でフィールドと呼ばれる「項目」をドラッグ&ドロップで配置していくだけで、まずは形にしていくことができます。

まずアプリを作って、運用してみて、改善していく

修正や改善も簡単に、早く対応できる

kintoneであれば、作ったアプリの修正もすぐ対応が可能。社内で運用してみた結果「ここが使いづらい」「この項目がわかりにいくい」など声があがってきたその瞬間に、自身で改善することが可能です。

運用を開始してみたときに初めて、もっと「こうなれば使いやすくなる」といった具体的な改善点が見えてくることも多いのではないでしょうか。改修の依頼を開発会社に依頼する時間やコストの削減にもなり、より使いやすいシステムにするためのスピード感もあがります。

kintoneの特長は「まずアプリを作って、運用してみて、改善していく」。スモールスタートで作ったアプリを社内や組織・グループみんなでより使いやすくしていける。そんな現場感の声も活かせるメリットがあります。

kintoneライセンスの費用は?料金プラン

それでは、ここからはkintoneの費用面・料金プランについてご説明いたします。
「ライトコース」「スタンダードコース」「ワイドコース」と3つのプランが用意されています。
最小契約数は、ライトコース・スタンダードコースが10ユーザーから、ワイドコースが1,000ユーザーからになります。スタンダードコースでの無料お試し期間(30日間)もございます。

※ 料金はすべて税抜きの金額となります。

プランごとの大きな違い(2024年10月現在)価格は税抜き。

ライトコース

まずはライトコースの詳細です。
最小契約数は10ユーザーから。こちらはスタンダードコースと変わりません。

ディスク容量は他のコースと変わらず、ユーザー数×5GB。

一番の違いとしては、外部サービスとの連携、プラグイン、および拡張機能の利用ができないこと。

またアプリ作成数(〜200個)とスペースの作成数(〜100個)。
金額は1ユーザー1,000円(月額料金)となっております。

拡張機能などを併用し、より便利に使いたいという希望がある場合は「スタンダードコース」の利用がおすすめ。

スタンダードコース

次にスタンダードコースの詳細です。
最小契約数は10ユーザーから。こちらはライトコースと変わりません。

ディスク容量は、ユーザー数×5GB。

スタンダードコースでは、外部サービスとの連携、プラグイン、および拡張機能の利用が可能。

標準機能だけでなくより便利に使いたい、連携サービスを繋げて社内の業務効率化をしたい、とお考えの場合は、スタンダードコース以上の選択が必須です。

またアプリ作成数(〜1,000個)とスペースの作成数(〜500個)。
金額は1ユーザー1,800円(月額料金)となっております。

ワイドコース

最後にワイドコースの詳細です。
最小契約数は1,000ユーザーから。

ディスク容量は、ユーザー数×5GB。
スタンダードコースと同様に、外部サービスとの連携、プラグイン、および拡張機能の利用が可能です。

こちらのコースは、エンタプライズ企業向けの大規模利用に特化したコースになります。

他のコースよりアプリ作成数(〜3,000個)やスペースの作成数(〜1,000個)が拡大。
1日あたりのAPIリクエスト数の上限もスタンダードコースの1万から10万に引き上げられています。

また大規模利用向け機能として、「ポータル強化」「プロセス管理強化」「アプリ分析」が追加されています。
※「アプリ分析」は2024年秋リリース予定。
※機能の詳細については、kintone公式の特設サイトをご覧ください。

金額は1ユーザー3,000円(月額料金)となっております。

オプションについて

オプションとしてゲストユーザーとして社外の方をkintoneスペースにお招きし、情報共有することも可能。スタンダードコース・ワイドコースだと、1ユーザー1,440円、ライトコースだと、1ユーザー700円となります。

kintoneをもっと便利に活用する方法

ここからはkintoneの標準機能だけでなく、少し手を加えることで便利に、効率的に活用や運用が進むかもしれない方法をご紹介。

せっかく導入したシステムは使い倒さないとともったいない!ですよね。しかも、kintoneに関しては、高い技術やスキル、コードなどの知識がなくても便利にできる機能がたくさん準備されています。便利な拡張機能も沢山用意されていて、その数、なんと200種類以上!

より活用するため、そしてより便利に使い、社内のみなさんがどんどん効率的に業務を進めるために。取り入れてみてはいかがでしょうか?その先には、会社の発展が待っているはずです!

※ プラグインや拡張機能のご利用にはスタンダードコース以上のご契約が必要です

▶kintone公式サイトから検索可能。詳細はこちら

せっかく導入したら使いこなそう!

プラグイン

拡張機能の1つ目が「プラグイン」。API連携や、JavaScriptやCSSを用いたプラグインでkintoneの機能を拡張することができます。

設定方法も簡単に、特段知識がなくても説明通りに設定するだけですぐに拡張機能を利用でき、アプリ自体の使い勝手がアップします。

例えば、「帳票出力・見積作成」のプラグインを利用し、登録したデータを簡単に、そしてわかりやすい帳票に出力することができます。カレンダーの強化をするプラグインや、アプリの一覧を表示したときにより使う方がわかりやすく色をつけたり、強調するようなプラグインのご用意も。

外部サービス連携

2つ目は「外部連携サービス」。代表的なものはトヨクモ社が提供しているサービス「フォームブリッジ」や「プリントクリエイター」など。

フォームブリッジを連携させれば、kintoneへデータが自動で保存されていくwebフォームを作成でき、アンケートや会員情報等などの入力に便利。入力いただいた情報は自動的にkintone上に入力されます。

kintone上にあるフォームの情報を出力したいときにおすすめな「プリントクリエイター」。すでに使っている帳票や見積書のフォーマットをPDFでアップロードし、マウス操作で調整すると希望の帳票が完成。請求業務や見積もり書作成など、さまざまな業務に対応できます。

▶トヨクモ社連携サービスはこちらから

開発

3つ目は「開発」。プラグインでも連携サービスでも希望を叶えられない…というご状況になることも。サイボウズでは開発向けのサイトもご用意。kintone を JavaScript でカスタマイズできる機能や、その際に利用する API を提供されています。

ただ気をつけてほしいポイントがあるのも事実。せっかく「ノーコード・ローコード」でできるシステムであるからこそ、標準機能やプラグインなどを活用し、誰でも簡単に利用でき、アプリを管理できる状態がベター。

JavaScriptでカスタマイズする場合は、理解しきれていないコードを使用した結果トラブルになる危険性もありますので、慎重に、できればプロに相談しながら進めましょう!

こちらの記事にカスタマイズの注意点などまとめております。ぜひご覧ください!
「kintone(キントーン)のカスタマイズ方法を考えよう」

「kintone(キントーン) API連携とは?基本と注意点を理解して使いこなす! 」

kintone(キントーン)の料金についてまとめ

kintoneの料金について、またそもそもkintoneとは?といったことを紹介してきました。少しでもkintoneについて知っていることが増え、身近な存在に近づいていたら私も嬉しいです!kintoneでは、無料でお試しすることも可能。

まずはどのようなものか実際に使ってみたい、という方はぜひお試ししてみてくださいね。アプリもそこで実際に作成してみると、簡単に使えることが実感出来るかと思います。

kintoneには便利な集計機能・グラフ機能があります。詳しくはこちらの「kintoneでデータドリブンな意思決定!グラフ・集計機能を徹底解説」の記事をぜひ!

kintone(キントーン)の導入や活用に悩んだらプロに相談して進めよう

kintoneをもっと活用して、使いやすくしたいと思ったら、専門知識を持つプロにぜひ相談してみましょう。現在、kintoneの公式サイトでも「パートナー」としてkintoneの伴走支援、サポートをしている企業や法人のご紹介がされています。

専門知識と技術を有するプロの視点やアドバイスは、kintoneの活用を推進し、結果、kintoneの社内浸透のスピードもアップしていくこと間違いなし。料金プランのようなベーシックなことから、アプリ作成のコツや運用についてのサポートまでご相談ください。無料でカウンセリングを行っているパートナーも。ぜひ気軽に一度相談してみましょう。

DX伴走支援サービス「iTanto(アイタント)」にお気軽にご相談ください

kintoneの活用に困ったとき、プラグインや連携サービスや開発のご相談も、ぜひ一度アイタントにご相談ください。我々アイタントは、kintoneの標準機能を最大限に使いながら、社内浸透の方法や業務フローの再構築のサポートなども支援しております。

基本的な方針としては、まずは標準機能のフル活用。より便利に使いやすいkintoneにするための「プラグイン」を。そして、お客様のご要望に応じた「連携サービス」の選定も一貫してご提案いたします。

お客様社内のkintone活用を目的に、アプリの作り方のコツや運用方法についての整理や実行なども支援。kintoneに詳しく、他業種の業務理解が深い「アイタント」ならではのサポートを提供することが可能です。

我々の知識と経験を活用し、お客様の現在のご状況や今後のご希望をしっかり丁寧にヒアリングし、個社にそれぞれに対応したサポートを心がけております。kintoneの社内活用や浸透をはかるパートナーとして、アイタントはあなたのビジネスを全力でサポートします。

ロケットスタートはサイボウズ オフィシャル パートナーです

弊社「株式会社ロケットスタートホールディングス」もパートナーの一員。ぜひお気軽にご相談ください。
サイボウズではkintoneのパートナーサイトも用意。こちらのサイトから自分たちの会社の課題にあわせてパートナーを検索することが可能です。kintoneやGaroon(ガルーン)といった利用システムの絞り込みや、「業種」を選択したり、「事例」から探すこともでき使いやすいサイトとなっております。

サイボウズ kintone パートナーネットワークページ

弊社パートナーページ


無料セミナーも実施しております

iTanto(アイタント)ではkintone(キントーン)の導入や運用強化を考えている皆様へ向けて、定期的に無料で参加できるオンラインセミナーを実施しています。kintoneの知識をより深く理解でき、さらに便利に活用できるように、kintoneの使い方はもちろん、プラグインをご提供されている会社のご担当者さまと一緒により活用の幅を拡げる知見のご紹介などをお話しております。ぜひ、参加を検討いただければと思います!

セミナーの詳細はこちらから!

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